【実体験】40代で保育士になってからの悩み5選

育児に家事に仕事に・・と、がんばっているママ様、こんにちは!
毎日毎日本当にお疲れ様です。

私も40代に入ってから、保育士として働く身なのですが、未経験ではじめた仕事というだけあって、やっぱりポロポロ悩みが出てきました。

いくつになっても新人はしんどいよ〜(T ^ T)

そんな、40代で保育士になってからの悩み5選ををご紹介したいと思います。

40代で保育士になってからの悩み5選

私が40代で保育士になってから出てきた悩みは以下の5つです。

  1. 一人で休憩できない
  2. やっぱり体力は必要!!正座も地味に辛い。
  3. 気をつけているつもりでも、危険な場面を見逃しがち。
  4. 子供が言うことを聞いてくれない
  5. 保育の仕方は見て覚えていくしかない

一人で休憩できない

まず、最初に驚いたのは、一人で休憩できないことでした。


私が働いている園では、7時間以上勤務する日は1時間の休憩が取れるということになっています。
ところが、休憩する場所が、事務所なんです。


当然、先輩保育士さんや事務員の方がお仕事されています。
その中、同じく休憩される他の保育士も何人か集まり、お茶会のようにそれぞれのお菓子を交換したり、子供の様子について話をしながらコーヒーを飲むのです。

ほぼ、仕事です。


他の人の話を聞きながら、スマホを見るのは感じ悪いかな〜なんて思ってしまい、休憩中といえども、スマホを見ることもあまりできません(>_<)
電話をかける時は、先輩保育士に許可を取って外で話します。

まあ、コーヒーとお菓子を食べれるので、甘いものでパワーチャージできますけどね(笑)

ただ、仕事で子供とたくさん接する分、休憩時間くらいは一人でゆっくりほっとしたいな〜と思ってしまうのです。

ただ、休憩が取れるだけ、保育業界ではマシな方です。


休憩を取るのは、子供の午睡中なのですが、
そもそも、保育士の人数が足りず、ブレスチェックなどをするために休憩も取れないという園もあるようです。

また、私の園では、休憩時間1時間取れるとは言われていますが、
実際は、食事に10分、お茶を飲む時間10分ほどです。


でも、ありがたいことに、この休憩時間でもお給料は発生しています。
(それゆえに、お給料発生しているから、あまり長く休憩しないでね・・と言われるのですが・・)

他の園では、実際に休憩1時間取れていないのに、1時間分のお給料は発生しないところもあります。

まだまだ、保育業界は働く環境が厳しい業界ですよね・・。

やっぱり体力は必要!!正座も地味に辛い。

保育士になる前から予想はしていましたが、やはり体力は必要です。


お昼寝の時間にしっかり寝てもらうために、遊びの時間にたくさん走ったり体を動かしてもらわないと、寝かしつけが大変になってくるんです。


0〜2歳までは走るとしても大人は小走り程度の速さで大丈夫ですが、
3〜5歳は鬼ごっこでもかなりのスピードで走ってきます(笑)

お部屋で遊ぶにしても、お部屋用の滑り台を倉庫から運んできたり、手で押す車を5、6個運んできたり・・
重たい物も運びます。

地味に、辛いのが、お部屋で子供の見守りをする時。

特に正座で見守るという決まりはないのですが、横座りだとかなりの確率で子供に足を踏まれます。


踏まれるだけならいいのですが、自分の足に引っかかって転んで怪我につながってしまうと大変なので、
正座が一番安心な座り方となってしまいます。


先輩保育士の方たちは慣れているのが、長時間でも正座している方が多いです。


私はまだまだ足が痺れそうになってしまうので、横座りする時は、
壁側に座るなどして子供が横を通らないように気をつけています。

気をつけているつもりでも、危険な場面を見逃しがち

子供たちの状況は一瞬にして変わります。


他の先生から指示を受けている時。
子供に絵本を読んで〜とせがまれて読んでいる時。
ついつい目の前の人、物に意識が集中してしまいます。

そして、そういった時に限って、「うわぁ〜ん」と別の場所で子供が泣き出すのです。

えぇ!!何が起こったの??ちんぷんかんぷん???です。

ベテラン保育士さんは、大方、今までに起きたトラブルから
多分こんなことが起きたんだろうと予測しながら
子供に「何があったの?」と聞いて状況を把握できるし、


事前に、トラブルを防ぐ動きもできます。


おもちゃを取られた
貸して欲しいのに貸してくれない・・
おもちゃの食べ物を、お友達に食べさせようとして、お口にぎゅ〜っと押しつけた。
前にいる友達が邪魔で押す、叩く。
かみつき、引っ掻きがある場合もあります。

園にもよりますが、最近では、ヒヤリハットという
ヒヤリとした場面の詳細を記録していく方法を導入しているところが増えています。

ヒヤリハットを保育士全員で共有し合うことで、
どういう場面でヒヤリとしたかわかり、事前に防ぎやすくなります。


保育士として働くことになったら、まずそのヒヤリハットに目を通すことをおすすめします!!

また、なるべく目の前の子供だけでなく、
全体の状況、安全を見るように意識することも大切です!

子供が言うことを聞いてくれない

新人保育士は、最初は子供たちからモテモテです。

子供に好かれるとやりがい感じる〜💕


でも、しばらくすると、だんだんこの先生はどこまでしたら怒るか試すかのように、
全然言うことを聞いてくれなくなります。

トイレに行かない・・
トイレに来たのに、ズボンを脱がずに遊んでる・・・
手を洗わず走り回ってる・・
お片付けしない・・
給食を食べない・・
お着替えしない・・
静かにしない・・

聞こえてるのに、ガン無視される・・

自分の力不足を感じて、凹むことも・・(T ^ T)

トイレに行くのが遅れると、散歩の時間が遅れ、給食の時間が遅れ・・となってしまうので
責任感を感じてしまいます。

でも、先輩保育士さんも昔は新人。
新人保育士さんの言うことを聞かない子供たちのこともわかってくれています。

保育の仕方は見て覚えていくしかない

これまで、いろいろ悩みを書いてきましたが、
同じ言葉を言っても子供によって効果は違いますし、状況によっても変わります。


また、同じことを言っているのに自分の言うことは聞かず、
担任の先生が言うとすぐに聞いてくれると言うのは、
よくあることです(T ^ T)


それは、担任の先生のこれまでの経験や、
子供との信頼関係などからくるものだから、
今の私にはできなくても仕方ない・・で大丈夫!!

他の先生がどういう対応をしているのか、日々観察して勉強あるのみです。

40代で保育士として働くなら、素直と謙虚さで乗り切ろう!

慣れない仕事内容、
久しぶりの電車通勤、
今までとは違った生活リズム・・・

40代といえども未経験から始める仕事は大変です。

毎日ヘトヘト〜〜

若い頃に比べて、仕事の覚えが悪くなったなぁ〜と感じたり、
思ったよりも上手くできず、無力感を感じることがあるかもしれません。

そもそも、初めのうちは、
何を優先してやればいいのか、今どこに行けばいいのか、
今どう動けばいいのか・・・
わからないことだらけで当たり前です!!

先輩先生たちも、まずは子供たち優先で見ているので、
なかなか新人に指示できなかったり、
人によっては、わからないことを聞くとものすご〜く嫌な顔をする人もいますが、
そこは大人の対応で(笑)

謙虚な姿勢で、
言われたことは素直に聞くようにすれば、大丈夫!

女性がほとんどの職場なので、
嫌われてしまうと、とっても仕事がやりずらくなるので気をつけましょう!

まとめ 40代で保育士を未経験ではじめるなら、無理は禁物。長く勤務することを目標に!

40代から未経験で保育士をはじめる方のほとんどは、
子育て中の方だと思います。

どんな仕事でも、子育てと仕事の両立は大変ですが、
保育に関しては、自分のミスが子供の怪我につながることにもなりかねません。

転職したばかりで、やる気満々!!
はわかるのですが、40代は無理は禁物!

可能であれば、自分の生活リズムに余裕を持ったシフトで勤務できると、
心にも余裕ができ、
新人時代を無事に乗り越えていくことができると思います

保育士は、経験を積めば積むほど子供の扱いも上手くなれるし
60代まで働くことも可能です!

目標は、長く勤務して立派な保育士になること!と、長〜い目で見て
自分なりのペースでがんばりましょう!